大人の床矯正を約9ヶ月間した感想をブログにまとめる

 

どうも、ボタ男です。

今回はマウスピース矯正(インビザライン)の前段階として、床矯正により歯列のアーチを広げようと頑張っている僕が、床矯正装置を装着して感じたことを書いていこうと思います。

 床矯正とは

あまり聞きなれない言葉だと思いますが、歯列矯正の種類として「床矯正(しょうきょうせい)」というものがあります。これは、一言でいうと歯列弓(歯のアーチ)が狭くV字になってしまっている場合に、そのアーチを広げてU字に近づけることで歯が収まるスペースを確保して歯列を整えていくようなものとなります。


最近では抜歯せずに矯正を行いたいという要望もあることから、ワイヤーやマウスピースによる矯正をする前に床矯正でアーチを広げることもあるようです(実際、僕はインビザラインによる矯正を開始する前に床矯正をすることになりました)。


Webで「床矯正」と検索するとわかるんですが、この床矯正は子どもの矯正に使用することが多いみたいで、大人になってからの床矯正に関する情報はあまり多くありません。でも、色々ブログで検索していたりすると少ないですが何人かブログ記事として取り上げられている方もいらっしゃったので、そちらも見てみると良いかもです。

tobineko.officekawachiyo.com

ameblo.jp

yumiblog.com

lifestyle-column.hateblo.jp

 

床矯正の使い方

床矯正は中央にネジが付いていて、このネジを回すことで装置の横幅が広がり、それに伴い歯列のアーチも広げていきます。


より詳しく説明するとネジは90度に1つ穴が空いていて、「キー」と呼ばれる金属の棒を穴に挿しこみ矢印の方向に回すことで広がります。


僕はだいたい2日おきに30度ずつ回すように説明を受けました(厳密には1週間のうち月水金に30度回す)。


1日のうち最低でも14時間以上は装着している必要があります。僕は結構ギリギリ14時間付けているかいないか位です。


ちなみに、床矯正の基本的な知識は以下のサイトがキレイにまとまっています。

kamakura-dental.jp


床矯正を開始する時に渡されるもの

床矯正装置

床矯正装置の本体です。上顎・下顎の両方があります。

<写真・準備中>

キー

床矯正装置のネジを回す棒です。一応、予備でもう1本もらっていますが、専用ケースがあるのでなくすことはないと思います。

<写真・準備中>

ケース

床矯正装置をしまっておくケースです。キーを挿しこんで保管しておく場所もあるので、小さいですがなくなる心配はありません。

<写真・準備中>

チューブ

矯正の振興を早めるために、毎日10分程度噛むチューブです(クリニックで別途購入しました)。

<写真・準備中>

お手入れグッズ

毎日口の中に入れるものなので、手入れをしなければ臭くなってしまいます。それを解消するために、外した後は水洗いをして、このアルコールスプレーで消毒します。

<写真・準備中>

 

装着期間は?

僕のケースだと装着期間は約1ヵ月程度で、少しアーチを広げて歯がキレイに並ぶスペースを確保してから、インビザラインでの治療を開始する進め方になりました。


ただ、タイトルでは9ヵ月間と書いているがそれはなぜか。


本当は2019年1月に契約して、床矯正も開始していたんですが、仕事が忙しく、クリニックにもあまり行けていなかったことが原因で2月ころから9月末頃までさぼってしまっていました。


今はまた床矯正を真面目に再開しているので、徐々にアーチが広がってきています。多分、この調子でいけば11月にはインビザラインに移行できるんじゃないかと思ってます。


装着した感想

良かったこと

1.間食が少なくなる

まず、床矯正を装着しながら食べることはできないので、食べるときには必然的に装置を外すこととなります。ただ、外すのは面倒くさいので間食をしなくなります。


2.歯の手入れに敏感になる

少しスペースが空いてくると食事をした後に、食べ物が歯の隙間に挟まってしまうようになります。これが気持ち悪くて、食べたらスグに口内のケアをするようになります。

ちなみに、色んなブログでも紹介されていますが、ジェットウォッシャーはマジで使えます。歯磨きをした後でも、奥歯の方に当てると食べ残しが出てきたりするので、矯正をしていない人にもおススメです。

<記事準備中>


3.意外と目立たない

僕の装置は前歯の部分に金属がないので、見た目上は口を大げさに「イーッ」てしない限りは金属部分は目立ちません。奥さんも見た目だけでは、僕が装置を付けているかはわからいほどでした。でも、喋ったら少し抜けた喋り方になるので一発でバレます。


4.成果が目に見える

自分の歯は毎日見ているので、矯正をしていても変化に気づきにくかったりします(多分、数ヶ月前の写真と比較したりして、確かに動いてるなと実感する程度だと思います)。しかし、床矯正はネジを回すごとに隙間が開いてくるので、矯正の成果が実感できます。


5.いざという時には装置を外せる

これは個人的には大きなメリットだと思っています。仕事柄、人前で話さなければならないときは、それなりにビシッとした感じにしなければなりません。そんな時に、床矯正をしたまま話すと、何か頼りなさそうな感じの喋り方になってしまいます。なので、仕事でここぞというときは外すようにしています。1日のうち14時間付けていれば問題ないので、多少外していても問題ないのは助かります。

 

悪かったこと

1.しゃべりづらい

とにかく、これにつきます。特にタ行やサ行が喋りづらいので、人と話すときはあらかじめ矯正器具を付けていることを話しておいた方が無難です。


2.内側に倒れている歯があると外した後少し痛む

僕は下顎の何本かが内側に倒れるように生えています。床矯正ではその倒れた歯も外側に広げるような力を加えるため、装置を外した後に少しのあいだ痛みが生じることがあります。ただ、それも一時的なものなので我慢できないものではありません。


3.欲が出てネジを少し多めに回してしまう

人間というものは欲が出てしまうもので、ついつい早く終わらせてしまおうとネジを回し過ぎてしまったりします。そうすると、装置をむりやり押し込む形になってしまうので良くないらしいです。僕は1回これをやって、クリニックで回し過ぎと注意されました。

ちゃんと使い方を守って利用しましょう。


4.上顎が痛むことがある

装置を広げていくと、上顎の部分も自動的に開いていきます。しかし、本来の形のまま開くわけではないので、痛みが出てきてしまうことがあります。これは、クリニックで不要なプラスチック部分を削って対応してもらえるので、痛みが出たらすぐにクリニックに行きましょう。

 

床矯正を快適にする方法

僕は日々のお手入れにアルコール消毒の液体を使っています。特に着色などは気にする必要がないので、基本的にはこれ1本があれば大丈夫です。

 

今日はこんな感じです。

また、進展があれば更新していきます。

 

ではでは。